トイレ清掃員の父がいじめに遭った娘の涙で奮起「地獄絵図」だった奥多摩の惨状を変えた

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熊猫



https://chanto.jp.net/articles/-/1008778?display=b
■「パパ、なんでこの仕事してるの」娘の涙で火がつき

── 娘さん、学校で何があったんですか。

大井さん:当時小学1年生だった娘が同級生から「臭いとか、汚いとか、うんこって呼ばれた」って。「パパ、なんでこの仕事してるの」と泣きながら帰ってきました。

うんこって、子どもの頃は、ものすごいパワーワードでみんなの大好物じゃないですか。なんでいつしか負のイメージになっちゃうんだろう。今でも不思議なんですが、娘の涙を見たときに、電気が走ったような感覚でスイッチが入ったんです。「トイレ清掃という負のポテンシャルを、真逆に変えた未来を見てみたい」って。世間のイメージを覆して、誰もが憧れるような「かっこいいトイレ清掃員」になってやろうと思いました。

大井さん:みんなが嫌だと思う仕事をとにかく楽しむための研究をしてみようと思いました。温泉施設の仕事経験で、掃除の薬剤のことは詳しかったので、どうしたらトイレがピカピカになるか工夫して。

大井さん:毎日スパイダーマンみたいな低姿勢で床に這いつくばって、手作業で便器や床を磨いています。

大井さん:娘は高校2年生になりました。うちの娘は朝、学校に行く前に、家のトイレに行かないんですよ。学校で行ってるのかどうかわかんなかったんですけど、体に悪いよなと思っていました。でも、たまたま今朝、駅のトイレで娘に会ったんです。「えっ、家じゃなくてここのトイレに行ってんの!?」「そうだよ、いつも私ここでしかしないよ。しかも場所も決めてる」って。もう、嬉しかったすね(笑)。公衆トイレに入るなんてことは絶対しない娘だったんで、本当に驚きました。僕のこと、「応援してる」とかそんなことは絶対言わない娘だけど、父親が磨いたトイレに安心して入れてるって、知れただけで十分ですよ。
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熊猫

 
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