熊猫
https://toyokeizai.net/articles/-/947810?display=b
「一人の母親が産む子どもの数(CPM)は減っていない。にもかかわらず、出生率が下がるのは無子率が増加しているからである。無子率増とは第一子出生率の減少を指し、それは未婚率の増加と無子夫婦の増加を意味する。どれだけ多産推進をしても無子率を下げない限り出生率は絶対にあがらない。無子率を下げるとは、日本の場合は初婚を増やすということ」というものです。
計算上、無子率10%減ならTFRは1.36に回復、それをCPMだけで実現するには2.49人が必要。同15%減ならTFRは1.46に回復、そのためのCPMは2.68人が必要となりますが、どちらももはや現実的ではありません。特に、CPMは、少なくともデータのある1968年以降、2.36以上になったことは一度もありません。
つまり、実現可能な目標としては、現状の無子率45.4%を5%ポイント減らして、TFR1.25を目指すというところになるでしょう。「1.25では全然足りない」と思うかもしれませんが、今の日本の人口動態上、実現できる最大のTFRは残念ながら1.25が上限です。ここの現実はシビアに考えた方がいいでしょう。
では、無子率はどうすれば改善できるのか。もっとも大きな要素は未婚率の改善であり、初婚率の上昇です。再婚を含めた婚姻総数ではなく初婚の増加がなければ未婚率は改善されません。そして、同時に、結婚をするのであればなるべく早いうちの結婚の実現が必要となります。


