熊猫
「廊下を歩く子」を教室に戻さない…児童700人超の公立小が「一斉指導」をやめたら→"子どもの好奇心に火がついた"訳
公立大型校でなぜ"自立した学び"が実現したのか。教職員らの挑戦と工夫の全貌に迫りました。
約5年前、授業中に教室から出たり、廊下を歩いたりする子どもが目立ち、一人の担任、一つの学級だけでは対応しきれない状況が生まれていたといいます。
そこで当時着任した山下裕司前校長が考えたのは、教室を出る子どもを元の席に戻し、全員と同じように座らせることではありませんでした。みんなが動けば、動きの多い子も目立たない。それぞれが自分に合った学びの形を作れば良いのではないかと教室外に学べる環境を作り、同時に授業研究を行いました。つまり問題を子どもの側だけに求めず、多様な子どもが学べるように、授業と環境の側を変えようと発想したのです。