熊猫
https://nikkan-spa.jp/2173734/
■今は男女とかではなく「私」
――男性性、女性性が行ったり来たりする感覚はあるのですか?
雄乃:今も当時も、それはないですね。自分の肉体を男性に近づけようとしたとき、自分の胸や女性器に対してすごい嫌悪感を持ったんですけど、可愛いを受け入れてからは美を追求したり、気持ちよくなるためやお金を稼ぐためにも女装をしました。これを他者から見たら、行ったり来たりしているように見えるかもしれませんが、私としては性表現(社会的性)は変えても心の性と言われるものは、あまり変わってないんです。今は男女とかではなく「私」として自認しているんです。
雄乃:前提として、性自認と性的指向は別。別というのが、もうこの界隈の前提となっています。
――混乱してきたので、再び整理すると性自認は男性ですよね?
雄乃:はい、高校生と大学生の男性として生活してたときはそうでした。
――雄乃さんも心が男だから、女性を好きにならないわけではないということですか?
雄乃:女性のことも好きになりますよ、私は性的対象のゾーンがすごく広いので、私のことを好きになってくれて、フィーリングや相性が合えばいいんじゃないかと思っているタイプなんです。
――そのトイレはどうしていますか?
雄乃:現在は普通に女子トイレを使っています。学ランを着ていた頃は男子トイレだったかな。それか、当時から男女どちらも入れるトイレがあった気がします。
――共用のトイレですか。
雄乃:あった気がします。看護大学に進学したときは、カミングアウトせずに入学したので、男子更衣室と男子トイレを使わせていただいていました。