熊猫
まず、槙本さんは「貧困ビジネスではない」と断言する。中流階級の単身女性にターゲットを絞り、マナーを守れる層が集まることで共同生活のトラブルを回避する狙いだ。相場よりも高い賃料を設定し、亡くなった際の清掃代などにあてるために家賃1年分のデポジットも設けるプランなどを模索している。 次に、具体的な建物の構想はこうだ。 駅から近く、周辺にスーパーや病院、区役所もある便利な立地に新築マンションを建てる。 1階はカフェとシェアスペース、2階は共有リビングキッチンとクローゼット。その上の階に、風呂、トイレ、キッチンを完備した約12部屋を設ける。 シェアハウスではなく、完全に独立したマンションタイプに、共有リビングが追加されているイメージだ。ふらっとリビングに行って誰かとおしゃべりをしてもいいし、ひとりだけの生活もしっかり確保できる。 「福祉」ではないことも明言する。 入居前に、訪問看護師による面談を行い、認知症や暴力性のある精神疾患などがないかを確かめ、周りに迷惑をかけずに自立した生活ができる人に限定する。 ヘルパーが入るのはOKでも、認知症の発症などで自活できなくなった場合は、介護施設などへ「卒業」する。 ■単身女性ばかりで人間関係のいざこざは? 槙本さんに聞くと「嫌なこと言う人がいないんですよ」とサラッと答えた。 「大人のマナーが行き届いた環境になっている」「終の住処がない」高齢迎える独身女性が集う《大人の女子寮》「駅近の新築」「自活が条件」…全国から賛同者が殺到する背景
大阪発「大人の女子寮」プロジェクトは、孤独死リスクや将来の住まいに悩む40~80代の単身女性たちが安心して暮らせる新しいコミュニティづくりを目指します。「福祉でも貧困ビジネスでもない」というその全容とは…。

