警視庁上野署は３日、飲み物に入れた睡眠薬を知人の２０代の女子大学生に飲ませて眠らせ、暴行したとして、準強姦容疑などで東京都北区のアルバイト、吉武竜矢容疑者（３４）を逮捕した。容疑を否認している。上野署によると、睡眠薬は悪用されないよう、液体に溶かすと青く染まる着色剤が含まれていた。大学生が、青くなった飲み物をスマートフォンで撮影していたことが容疑を裏付ける物証となったとしている。

　逮捕容疑は、６月下旬ごろ、台東区の喫茶店で女子大学生が注文した飲み物に睡眠薬を入れて眠らせ、別の場所に連れて行き、暴行した疑い。

　２人はアルバイト先の同僚。吉武容疑者は劇団員としても活動していた。眠っていた大学生は、吉武容疑者から連絡を受けた共通の知人に自宅まで送り届けられたが、だるさを訴えたため、不審に思った母親が上野署に相談、７月に被害届を出していた。

睡眠薬混入で飲み物青く変色　女性がスマホで撮影　暴行容疑逮捕の物証に

警視庁上野署は３日、飲み物に入れた睡眠薬を知人の２０代の女子大学生に飲ませて眠らせ、暴行したとして、準強姦容疑などで東京都北区のアルバイト、吉武竜矢容疑者（３４…