匿名さん
https://shueisha.online/articles/-/255805
■家を持つことの危うさと人生の意味
よく聞くのが、「賃貸は家賃が勿体ない」という意見だ。しかしそれは家を持つことの危うさも、人生の意味をも全く理解していない人の考えだ。
平成が終わったいま、家を持つ必要性はどこにもない。むしろ、数千万円ものローンを組むことは、高い確率で破綻するリスクを抱えるようなものだ。
快適な生活空間を保つために、壁や屋根、水回りなど、いくつもの消耗箇所のメンテナンスを続けていかねばならない。また持ち家は、ライフスタイルの変化への対応が困難だ。
持ち家の最大のデメリットは、移動の制限だ。
一度家を買ったら、簡単には引っ越しができない。先述のような不具合に耐えられなかったり、天災などで修復できなかったり、隣人トラブルに巻きこまれたりした場合でも、すぐ売れなければ、我慢して住み続けねばならない。もしくは一生、その家に住み続けなくてはいけない悲惨なパターンも、ありえるだろう。
持ち家=幸せという価値観はすでに過去のものだ。
快適な住まいが欲しいなら、フレキシブルに移動していこう。ライフスタイルに応じて、賃貸住宅を次々に替えていくのが、一番の方法だ。


