匿名さん
https://nikkan-spa.jp/2133827
「私はワインバルで働いているんですが、そこに来る40代の常連のお客さんからしつこく口説かれて困っています。
恋愛感情は今まで1ミリも抱いたことはないんですが、最初はスマートな紳士だと思って好感は持っていたので、ニコニコと愛想よくしながら話し相手になっていたんです。でも、それが勘違いさせてしまったんだと思います。
それからお店に来るたびに連絡先を聞かれるわ、手を握られたり腰を触られたりするわ、なぜかお店の同僚には『俺たち友達以上恋人未満だから』って吹聴しだすわ、私の退勤時間に待ち伏せするわで、もうキモくてキモくて……。どうして一回り以上も年下の私を『イケる』って思ったんでしょうか?」(京香さん)
仮におぢアタックの“成功確率”が1割だとしましょう。
しかし、ある中年男性Aさんの友達・同僚のなかでおぢアタック経験者が10人いたとしたら、身近な人物の1人から“成功事例”の体験談を聞かされることになるのです。
特に近年はマッチングアプリが大流行しており、アプリであれば何十人、何百人の女性へおぢアタックすることも可能なため、“成功確率”は低くても“成功事例”はわりとありふれています。
こうなっていくと、その中年男性Aさんは周囲から複数の成功体験談を知ることになるため、実際の“成功確率”はたった1割しかなくても、肌感としてもっと高い確率で成功するのではないかと錯覚してしまい、「けっこうイケるかも」と勘違いするのです。


