匿名さん
https://nikkan-spa.jp/2131551
「ホームは人で溢れ、満員の車両に押し込まれます。“潰れるんじゃないか”って思うほどでした」
田中さんの目の前には妊婦が立っていた。
妊婦はリュックに“マタニティーマーク”をつけ、体を横にして必死にスペースを確保していたそうだ。それでも周囲は誰も声をかけなかった。
田中さんは腕を伸ばし、妊婦のお腹の前に“バリケード”をつくったという。
「これ、“女性専用車両”ですよ。女性同士で妊婦に対してこんなにも冷たいのかと、ショックでした」
「女性専用車両は、“女性同士だから助け合える”場所じゃなく、ただ“同じ性別の人”がいるだけでした」


