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https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3e580c7bc9690f1d3ffddab87fd67cf322729541
■「無償化」と言いながら全額カバーされない現実
実際に対象となるのは“授業料”のみです。
そのため、以下のような費用は引き続き自己負担となります。
入学金
施設使用料
通学費(バス代、電車代など)
教材費・教科書代
制服・備品代
修学旅行費・課外活動費・部活動費など
特に私立高校の場合、年間授業料だけでなくこれらの費用を加えると、実質90万円以上かかることも多く、最大で45.7万円の就学支援金だけでは半額程度しかカバーできないケースも少なくありません。
■公立高校の魅力低下と地域教育の危機
私立高校は学校ごとの特色を打ち出しやすく、ICT教育や進学指導などに積極投資するケースも多いため、「同じ無償なら私立を」と考える家庭が増えるのは自然な流れです。
公立高校は自治体の財政事情に左右されやすく、施設の老朽化や設備面での格差が目立つケースも少なくありません。
特に地方では、少子化によって公立高校の統廃合が進んでおり、今後さらに生徒数が減ることで「地元の公立高校がなくなる」地域も出てくる可能性があります。