匿名さん
https://news.yahoo.co.jp/articles/45f80d6ff8ffa357cb69448eab6d34b148c7d1d9
英語力の低さは社会のあらゆる階層で見て取ることができる。まずは上のほうから見てみよう。G7のような主要な国際会議で、どこにでもわざわざ通訳を連れてくるのは日本の首相だけだ。
日常生活でも、英語での会話は良く言ってもお粗末なもので、まったくできない場合もある。ライティングも上手ではない。仕事で日本を訪れた人たちは皆、ホスト側が相変わらず英語を使えないことに驚いている。経営陣の出席するような会合であってもそうなのだ。
日本では、この10年間で移民の人口も(約210万人から約340万人に)、外国人観光客の数も(約1340万人から3500万人以上に)急増した。それにもかかわらず、どうしてここまで英語力が弱体化しているのか。
それというのも、巨大で成熟したマーケットである日本は、いまだに「グローバルな非識字率」を是正する必要性を感じていないのだ。米テンプル大学日本校のロバート・デュジャリックは、「日本ではすべてが日本語に翻訳されます。医学生が自国語だけで学べる珍しい国の一つです」と語る。


