匿名さん
長崎県医師会 森崎正幸会長(宝マタニティクリニック院長):赤ちゃんの性別を選ぶ…『男女生み分け法』に挑んだ女性の結末、医師が語る現実 | TBS NEWS DIG
第一子に恵まれたものの、二人目妊娠では立て続けに「稽留(けいりゅう)流産」を経験した40代女性。年齢を重ね押し寄せる焦りと不安の中で出会ったのが『男女生み分け法』だった。日本で50年以上の歴史を持つ医療…
「男女生み分け法が始まった約50年前は、産婦人科を訪れる人の中に、『跡継ぎ問題(家系を守るための選択)』や男系家族を重要視する『社会の風潮』があって「男の子」を望む声が多かったんですよ」
「その後、多子家庭で、『次こそは別の性別の赤ちゃんが欲しい』と生み分けを希望する人が増えました。今では初産でも、かわいい服を着せたいから女の子が欲しい、老後のことを考えたら世話をしてくれる女の子を―と、女の赤ちゃんを望む人が増えています」
森崎医師が院長をつとめる産婦人科院には、年間約230人の出産希望者が訪れる。そのうち「男女生み分け」を希望するのは約10人。成功率は、男女ともに「60~80%」だ。
男の子、女の子を確実に産み分けられる方法は存在しない。それを前提に、専門医による産み分けの指導は、‟膣内の酸性度”をコントロールする事を基本に行われる。X精子は酸性の環境に強く、Y精子はアルカリ性の環境に強いといわれており、専用のゼリーなどを使って女の子を希望する場合は膣を酸性の状態に、男の子を希望する場合は膣をアルカリ性にする。