どんなにヤバい医者でも一生医者でいられる…それでも医師免許を「更新制」にしてはいけないワケ

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匿名さん



どんなにヤバい医者でも一生医者でいられる…それでも医師免許を「更新制」にしてはいけないワケ 「大学病院の先生なら間違いない」の落とし穴

腕の良い医師とそうでもない医師がいるのはなぜか。医師の和田秀樹さんは「日本の医師免許は更新制ではないので、医師として自分を成長させなければというモチベーションがなく、古い知識のまま治療に当たっている医師も少なくない」という――。
アメリカの医師免許は1〜2年ごとの更新制となっていて、例えばカリフォルニア州では2年ごとの医師免許更新の際、100時間もの教育プログラムに参加しなければなりません。

そういう話をすると、「日本の医師免許も更新制にするほうがいいのでは?」と思う人がいるかもしれませんが、日本で今すぐそれを導入することには私は反対です。

なぜかというと、仮に医師免許更新制度が導入されたとしても、今の医療界を牽引する学会ボスをはじめとする教授たちが変わらない限り、更新のための教育プログラムが専門医資格の継続のための講習会のような従来の知識を補強するだけのものになる可能性が高いからです。それだと彼らの新たな利権にしかなりません。

もっと懸念されるのは、それこそ面接などを課し、自分たちの意にそぐわない問題提起をしそうな受験生を面接で落とすように、そのような医者から免許をとり上げることができる仕組みがつくられてしまいかねないことです。

そんなことになれば、私のような「物言う医者」はもう医者でいられなくなってしまいますから、それを恐れてますます誰も何も言わなくなるに違いありません。
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