匿名さん
子どもが3歳から小学校に入学するまでの間、テレワークや短時間勤務、時差出勤などの制度を二つ以上用意し、従業員が選べるようにする制度の導入を企業に義務付けることが柱。介護を理由に離職する人を減らすため、支援制度の周知も徹底させる。家庭の事情によってキャリア形成が妨げられることのない社会の実現を目指す。仕事と両立支援、企業に義務 改正育児・介護休業法が成立―働き方に選択肢、来春以降施行:時事ドットコム
仕事と育児・介護の両立を支援する改正育児・介護休業法などが24日、参院本会議で自民、公明、立憲民主各党などの賛成多数で可決、成立した。子どもが3歳から小学校に入学するまでの間、テレワークや短時間勤務、時差出勤などの制度を二つ以上用意し、従業員が選べるようにする制度の導入を企業に義務付けることが柱。介護を理由に離職する人を減らすため、支援制度の周知も徹底させる。家庭の事情によってキャリア形成が妨げられることのない社会の実現を目指す。
労働政策に詳しい第一生命経済研究所の的場康子主席研究員は、「育児や介護の経験もキャリアにとって大事な要素だ」と指摘。企業に対し、「男性も育休後にテレワークなどを利用できるよう働き方を変える工夫をしなければいけない」と訴えている。