匿名さん
今回被害を受けたAさんは、2014年5月から「しゃぶしゃぶ温野菜」のフランチャイズ店舗でアルバイトを始めた。交遊費を自分で賄うために始めたバイトで、Aさんとしては月に5万円ほど稼げばいいと考えており、当初は勤務も週4日程度で特に問題もなかったという。「しゃぶしゃぶ温野菜」で大学生刺傷事件 なぜブラックバイトは暴力的になるのか(今野晴貴) - Yahoo!ニュース
「しゃぶしゃぶ温野菜」運営会社で、社員が学生を包丁で刺すなどの傷害事件が発生していたことが判明した(暴行時の音声あり)。本記事ではなぜ「ブラックバイト」が「暴力化」するのか。その原因と対策を解説する。
しかし、同年12月ごろから状況が変わってくる。当時フルタイムで働いていたいわゆる「フリーター」の男性を含め、アルバイト数人が退職してしまい、店舗の人手不足が深刻化するにつれて、残りのアルバイトの負担が増していったのだ。
Aさんもこのころから週5~6日の勤務となり、任される業務も営業中の接客や皿洗いだけでなく、閉店後の「クローズ作業」など増えていった。
そして時期を同じくして、今回問題となった、当時の店長らによるAさんを殴ったり首を絞めたりするなどの日常的な暴行が始まっていったという。さらに、そうした過酷な勤務に耐えかねて、徐々にAさんはアルバイトを辞めたいと思い始めていた。しかし店長にその旨を伝えたところ「辞めるなら、ミスが多いので懲戒免職にする。懲戒免職になると就職に影響が出るからな」などと言われ、Aさんはそれ以降辞めると言い出すことすらできなくなった。
2015年4月以降からはAさんは4か月もの間1日も休まずに連続勤務を強いられ、1日の勤務時間も昼の12時過ぎから深夜の25時すぎまで、1日12時間程度働いていた。
そして2015年5月以降(正確な日時はAさん自身も記憶が曖昧である)、店長は、店舗にあった調理用包丁(刃渡15cm)を持ち出して、勤務中のA さんの左胸を突き刺した。
他にもこの期間にはAさんへの制裁として20万円以上に及ぶ自腹購入を強いたり、Aさんの些細な仕事上の失敗を取り上げて、「(そのミスのせいで)店が潰れたら責任を取ってもらう、4000万円の損害賠償請求してやる」と言った発言があったとされている。
しゃぶしゃぶ温野菜(DWEJAPAN株式会社)アルバイトへの暴力の実態
音声は0:32〜 この動画では「しゃぶしゃぶ温野菜(DWEJAPAN)」におけるアルバイト店員に対する実際の暴力行為の音声が流れます。ショッキングなものもあるためご注意ください。 ※被害学生および、元店長らの音声は変えています。 以前の動画はこちら→「しゃぶしゃぶ温野菜」ブラックバイトの実態 https://ww...