匿名さん
神戸市に住む看護師の朝倉めぐみさん(仮名、47歳)は、ことあるごとに自身の体形を笑いに変えてきた。押し付けがましくはならないように、軽いノリで言う。ぽっちゃりの体形をネタに、自虐キャラの本音「そないせな居場所がなくなってしまう」(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース
「また太ったわ」「ちょっと最近、食べ過ぎてもうたわ」「あんた今、私のこと太ってると思ったやろ!」
例えば集合写真を撮るとき、ささっと後方を陣取り、周囲に呼びかける。「みんな、前に行ってよ。私ができるだけ小さく映るように、遠近法やから!」
笑いに対する関西人ならではのストイックさ、というわけではない。考えるより先に口をつく自虐ネタは、心を守るための予防線であって、コンプレックスの裏返しのようなもの。
「自分で先に言っておけば仮に言われたとしても、それほどの悪口にはならへんかなって。影で思われたり、言われたりする方がつらいから」
「そうするしかなかったというか。そうやって、自分の価値をつくっていたのかもしれませんね」