匿名さん
その日は、志望する大学を見学するために東京まで行き、帰る途中でした。東京の電車は混雑していて、さらに疲れていた私は、パニックを起こしそうな予感がしていました。優先席はすでに満席で、周りにも人がいる状況です。母も私が安心できそうな場所を探してくれたのですが、見つかりませんでした。電車内でパニックの不安抱える高校生 「もしよかったら…」その一言に救われた(高校生新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
私はパニックを起こすことがあり、「ヘルプマーク」をつけています。外見では理解されにくい、いろいろな「困りごと」がある人が身に付けているマークです。混雑した電車で不安になったとき、救われた経験を伝えま
そんな時、一人の女性が声をかけてくれました。「もしよかったらどうぞ」と席を譲ってくれたのです。そこは優先席ではありませんでしたが、周りに女性が多い場所でした。私は感謝を伝えて座らせてもらうことにしました。そのおかげもあり、その日はパニックを起こさず帰宅できたのです。
私は、空いている席ならどこでも座れるわけではありません。周りの人の特徴によっては恐怖心を持ってしまうことがあります。座るより、立っていた方が安心できると感じる時もあります。そのため、席を譲ってくれた女性の「もしよかったら」という言葉は、とても心地良いものでした。断ることのできる譲り方だと感じたからです。