匿名さん
■本人も周囲も気づいていない場合がほとんど 「私はどうして勉強ができないんだろう?」 「どうして仕事がうまくいかないんだろう?」 などと困っていたとしても、それだけで知能検査を受けに行く人など、ほとんどいないのが現状です。 そういった子どもたちは見た目ではほとんど区別がつきませんし、普段の生活の様子もほとんど健常児と変わらない子もいます。 では、そういうお子さんたちを見過ごさないためには、どうしたらいいのでしょうか? それには、まずは目の前の子どもの状況を正しく理解することから始めるしかありません。境界知能や軽度知的障害の子どもたちの困りごとは、勉強が苦手という学習面だけにとどまりません。普段の生活の中で、いろいろと困っているサインがあるはずです。例えば、 ・友達との会話についていけない ・相手の気持ちが想像できずにトラブルになる ・感情をコントロールするのが苦手。キレやすい ・約束を忘れてしまう。忘れ物が多い ・先生の話を聞けない ・手先を上手に動かせない ・体をうまく動かせない …… そんなサインを観察し、困っている状況やその背景をひとつずつ理解していくことです。“普通”でも“知的障害”でもない…日本人の7人に1人、クラスに5人はいる「IQ70以上85未満」の子どものリアル《境界知能の生きづらさ》 | 文春オンライン
境界知能の子どもは、知能指数(IQ)「70以上85未満」とされています。 知的障害に該当する「IQ70未満」ではないものの、IQの平均域と言われている「IQ85以上115未満」には届きません。境界知能…


