匿名さん
サイレン音に関しては近年「聴こえづらい」という声も多いといいます。 救急車のサイレン音には、「前方20メートルの位置において90デシベル以上120デシベル以下」という基準がありますが、この音量基準は1951年から見直しがされていません。 基準設定当時と比べて窓を開けて走行するクルマが少なくなったことや、近年のクルマは遮音性が高くなっていることなどによって、ドライバーにサイレン音が認知されづらくなっていることで、救急車に道を譲らないクルマが増えてしまっている可能性があります。 サイレン音は高齢者には聴きづらい周波数であるため、ドライバーが高齢化していることも、関係しているかもしれません。 また、サイレン音が工夫されていることも、ドライバーがサイレン音を聴き取りづらくなっている理由だと考えられます。 近年は、救急車のサイレン音が「うるさい」との苦情も多いようで、サイレンを製造するメーカーは、決められた基準のなかで、音量を下げたり音質を柔らかくしたりという工夫をしているとのことです。なぜ救急車に「道譲らない」クルマ急増? 「どうすれば良い?」対応わからない人もいる? 正しい対処とは
後方から救急車などの緊急車両が近づいているにもかかわらず、道を譲らないドライバーが増えているといいます。どのような理由があるのでしょうか。