匿名さん
「自傷行為は、決して『アピール』ではないけれど、でもなきにしもあらずなのは、やっぱり誰かに気づいてほしいという気持ちもあると思うからです。親や先生……頼れるなら、とっくに頼っています。理解してもらえる人が誰もいなくて、SOSの方法が分からず、自傷するんじゃないかな」こころの悩みSOS:リストカット「アピールじゃなくSOS」自傷行為当事者のアキさん | 毎日新聞
もうちょっと生きてみよう――。そう思わせる出会いに支えられてきた。腕に無数のリストカットの痕があるアキさん(仮名・26歳)は自傷の当事者だが、社会福祉士と精神保健福祉士の資格を持ち、保護観察官の経験がある。いわば「福祉相談のプロ」は自身を分析し、周囲で自傷行為をしている人たちを見て、その行為は「泣
自身もやはり、自傷を「バレたくない」という気持ちはあった。それでも、やはりただ横にいてくれる友人がありがたかった。今、自傷に苦しむ子どもには、こう呼び掛けたいという。
「一人じゃないよ。自分だけが苦しんで、なんかもう誰も理解してくれないって思うかもしれないけれど、きっとわかってくれる人もいる。ひとりぼっちじゃないよ」