匿名さん
「体を張ってリアクションをしているのに、(タライ落としのタライの位置が)年々低くなってる」
11月11日に放送された「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)で、バラエティー番組の変化をそう明かしたのは、お笑いコンビ「霜降り明星」だ。同番組では「2021年大激変! この先どうなるバラエティー界!」とのテーマで芸人がトーク。これまでやってきたお笑いの表現について、スタッフから「コンプライアンス(社会的な規範意識)的にだめ」と言われることが増えたと訴えた。
今年8月、放送倫理上の問題に対応するBPOの青少年委は「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」を審議対象とすることを決めた。特定の番組が対象ではないが、ある民放ディレクターは「出演者に痛みを与える罰ゲームやドッキリの企画で笑いを取ることを問題視しているのだろう」と解釈する。