匿名さん
■閉店の原因はハイレベルなコンビニスイーツ?ミスタードーナツ「4年で200店が閉店」の謎。コンビニスイーツ人気が逆風に | 日刊SPA!
みんな大好き、ミスド人気に陰り?「あれ?駅前のミスド、閉店してない?」先日、仕事で西日本の某地方都市を歩いていたら、そんな会話が聞こえてきました。実はこれ、偶然ではありません。ここ数年、ミスタードー…
また、ここ数年で消費者の健康志向が高まり、高カロリーのイメージが強いドーナツをわざわざ選ぶことが少なくなり、ミスドは苦戦するようになりました。さらに、これに不祥事が追い打ちをかけます。
2019年にはミスタードーナツ門司駅前店(福岡県)で元アルバイト従業員が厨房に入って不適切な動画を撮影し、インターネット上に投稿する、いわゆる“バイトテロ”が起きてしまった点も痛手です。深刻な客離れを取り戻せないなかで、ミスドはコロナを迎えてしまったのです。
■それでもV字回復の兆し。理由は?
これは、不採算店舗を閉鎖することで、収益を確保できる店舗に絞り攻勢をかけていたからです。
■“ミスド再生”の鍵は新定番メニュー
例えば、宇治茶専門店祇園辻利との共同開発商品であるつや抹茶シリーズ。そのほか、スイーツブランドBAKEの、焼き立てチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」など、人気ブランドとコラボすることで、売上回復を図っています。
そんな国内市場が不振なミスドですが、
台湾、タイ、フィリピン、インドネシアでも事業展開しており、海外店舗数の合計は2017年の4190店から、2021年には7892店と4年で約3700店舗増やしています。
国内不振のあいだに海外で事業を拡大すれば、まだ回復の余地は残されています。