匿名さん
女性は「マスクは入荷未定と掲示していても、『まだ入らないのか』と尋ねる客がおり、そのたびに『申し訳ありません』と謝っている。そんな自分の姿を夢に見るくらい。客に『本当はあるのにうそをついているんだろう』と疑われた同僚もいる」と嘆く。マスク品切れ「私たちを責めないで」 ドラックストア店員、疲弊する日々|社会|地域のニュース|京都新聞
「私たちを責めないでください」。京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」のLINEに、京都市内のドラッグストアに勤める50代の女性から、そんな悲痛なメッセージが寄せられた。マスクの在庫がないのに「本当はあるんじゃないの?」と来店客に疑われたり、トイレットペーパーの購入個数を制限すると「何でだ」と問い詰められたりして、従業員が疲れ切っているという。取材に応じた女性は「店内が殺伐としている」と職場の厳しい実情を語った。 女性はパート従業員。勤務先の店舗は、常連客と従業員が日常的に会話を交わすアット…
マスクだけでなく、消毒用ジェルやエタノール、ガーゼなども次々と品不足に。2月末には紙製品がなくなるというデマが広がった影響で、トイレットペーパーやおむつ、ティッシュペーパーの買い占め行動が目立つようになった。ほどなくして、女性の勤める店は「1家族に一つ」という購入制限に踏み切った。
「商品を多くの人に行き渡らせるためなのに、『何でなんだ』と不満を言われる。既に1個買っておきながら、違うレジに並んで買い増そうとする人もいる」