匿名さん
彼の“部屋”は東京・豊島区の雑居ビルの2階にある貸倉庫だ。広さは約1畳半、契約額は月2万円。カードキーを使いフロアに入ると、中央の狭い廊下の両脇に無機質なドアがずらりと並ぶ。ここには計50室の貸倉庫がある。年収100万円台の衝撃。トランクルーム1畳半に住む40代に聞いた(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
ますます広がる日本社会の格差。その日暮らしを強いられる年収100万円台の人たちは、 - Yahoo!ニュース(週刊SPA!)
「窓がない密閉空間で、24時間電気はついている。携帯電話がなければ昼か夜かもわからない。カビとホコリの混じった臭いも酷く、とても人が住める環境じゃない。エアコンもないので夏場は蒸し風呂状態。最初の1か月は気が狂うかと思いました……でも、日雇い中心で月収10万円、年収100万円台では、ほかに行くアテもありません」
昼は図書館や役所などの無料施設、夜は日雇い仕事で極力貸倉庫にはいないよう心がけているという落合さん。それでも仕事がない夜は、部屋で過ごすしかない。(略)
こんな極限状態の貸倉庫生活がいつまで続くのか。
「犯罪者でもないのに、こんな場所に住むのはもう限界です。国に頼ることも考えていますが、でも助けてくれるのか……」
倉庫での自問自答は続く。