匿名さん
大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の運営会社ユー・エス・ジェイが、沖縄県での新たなテーマパーク計画について撤回を含め検討していることが18日、分かった。親会社の米メディア大手コムキャストが採算に慎重な姿勢を示しているためで、巨額の投資に見合う集客が見込めるかどうかを判断する。
ユー・エス・ジェイはこれまで、沖縄美(ちゅ)ら海(うみ)水族館がある人気観光スポットの海洋博公園(沖縄県本部町)を中心に新パークを検討。昨年7月にはグレン・ガンペル前最高経営責任者(CEO)が沖縄県庁を訪れ、翁長雄志知事へ実現に協力を求めるなど地元との調整も進んでいた。
ただ昨年11月にコムキャストがユー・エス・ジェイを買収。CEOに就いたコムキャスト出身のジャン・ルイ・ボニエ氏は2月1日、就任後初めての記者会見で、沖縄の新パークについて「社内で議論、分析している」と述べるにとどめていた。
沖縄での新パーク計画は、USJが手狭になる中でさらなる成長戦略として浮上。映画ではなく自然をテーマにし、平成32年までの開業を目指していた。
USJ沖縄新パーク、撤回を検討…巨額投資、採算見合わず
大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の運営会社ユー・エス・ジェイが、沖縄県での新たなテーマパーク計画について撤回を含め検討している…

