1 匿名さん 18/01/14(日) 06:06 健康情報を簡単に入手出来る時代だからこそ陥りやすい「サイバー心気症」というものがあるのです。これは、インターネットで症状について検索することで、「悪い病気、重篤な病気を患っているかも?」という不安に駆られること。 心の病気の一種で、うつ病などから併発されることも屡々あります。
新着レス順で表示 2 匿名さん 18/01/14(日) 06:34 疾患の具体例 31歳、男性。半年以上前から、自分の腸の動きが異常だと感じるようになりました。毎晩、ベッドに入ってから腹部を丁寧に触り、おかしな動きをしていることを確認しようとします。腹部を押すと痛みを感じるように思われます。インターネットで調べているうちに、「自分は大腸がん」だと信じるようになりました。しかし、病院を受診しても検査結果に異常はありません。3つの病院を受診しても同じように言われましたが、自分の考えを変える気にはなりません。気分は常に憂うつで、恐怖を感じています。毎日のように大腸がんについて調べていると、さらに不安が増していきます。
3 匿名さん 18/01/14(日) 09:29 原 因 『カプラン 臨床精神医学テキスト』によると、心気症の人は、誤った認知様式のために身体の感覚を誤解して心配する、としています。たとえば、正常な人は腹部圧と感じるところを、腹部痛として感じるのです。 また、心気症は解決が難しい問題に直面している人の「病気と認めて欲しい」という気持ちが原因になるとも考えられています。重い病気にかかっていれば、受け入れたくない難題を後回しにできるかもしれないためです。 あるいは、他の精神疾患の変形として心気症が生じる可能性もあります。心気症と最もよく関連すると仮定される障害は、うつ病性障害と不安障害です。心気症の患者さんの80%はうつ病性障害あるいは不安障害を持っているとされています。 他に、他者への攻撃や敵対的願望が、身体的な不調の訴えへ転換されているという説もあります。患者さんは、過去に失望や拒否、喪失を経験しており、援助や関心を懇願するものの、それらは効果がないものとして拒否し、憤りを表出すると考えられています。