匿名さん
テクノロジーはソロ社会を変えるのか。「超ソロ社会を救う『つながるぼっち』」をテーマに2035年に訪れる「超ソロ社会」などについて博報堂ソロ活動系男子研究プロジェクトリーダー 荒川和久氏と慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネージメント研究科教授 前野隆司氏に聞く。(聞き手:佐々木紀彦NewsPicks編集長)
■日本は「独身社会」
佐々木:
2035年に訪れる「超ソロ社会」を一言でいうと?
荒川:
18年後には人口の半分が独身者、ということです。
佐々木:
このグラフを見ると衝撃的です。
荒川: ここの独身者は未婚者だけではなく、1回結婚して離婚された方も含まれています。あとは、高齢者の方でパートナーが死別された方も独身になり、そういった方も含めてだいたい5対5。配偶者有がこれだけ下がるのもすごいことです。
佐々木: 高齢者の男性が亡くなり、女性が残る可能性が多いということですよね。独身者の中の内訳は…高齢の女性(ソロ婆)の方がすごい数。 荒川: ソロ男・ソロ女は未婚の方です。 佐々木: これを見るとわかるように、独身は人口の半分。高齢者がいかに多いかというのもわかります。 荒川: 日本は高齢化社会と言われていますが、高齢者の人口よりも独身の人口の方が多い。2035年は、独身の方は4800万人ですが、高齢者は4000万人に達していません。 佐々木: ここまで独身が多いなんで意識していないですよね。 荒川: 「高齢化社会日本」ではなくて、「独身社会日本」なんです。 佐々木: 若い人たちも婚姻率が低くなっている状況はありますよね 荒川: 2035年には男は3割、女性も2割が生涯未婚。なぜ、男女差があるのかというと、男性が余るんです。都道府県別に出すと男性が余ってしまうのは、主に赤い部分(男性が余る)の茨城・栃木・福島です。
配信Nov 03, 2017 ホウドウキョク
<LivePicks>2035年には男性は3割、女性も2割が生涯未婚…

