不吉の始まりだった！？　人気バンド「ゲスの極み乙女。」川谷絵音（２７）との不倫騒動で渦中のベッキー（３１）の“最後の砦”だったテレビ局も“陥落”した。ＴＢＳは１日、ベッキーが同局のレギュラー番組への出演を当面見合わせると発表。これでＣＭに続き、テレビのレギュラー全１０番組も“全滅”だ。ポスト・ベッキー争いが過熱するなか、なぜか高視聴率番組「世界の果てまでイッテＱ！」（日本テレビ系）だけは、タレントサイドから敬遠する声が上がっている。そのキーワードは「呪い」だった――。 　先週末に次々と各局レギュラー番組の休演が決まるなか、最後までＴＢＳだけが判断を示さずにいたが、流れは止められなかった。結局、同局の「ニンゲン観察バラエティ　モニタリング」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「ライブＢ♪」の３番組をベッキーが休演するとＴＢＳが発表したのだ。これでテレビ、ＣＭは全滅。残るはＴＯＫＹＯ　ＦＭのラジオ番組「ベッキー♪ＧＯ　ＬＵＣＫＹ」（日曜午前９時半）のみとなった。各局とも、本人の体調不良により、所属事務所が休養を申し出たという趣旨の説明をしている。 「『当面の間、休養』ということになっているが、事実上の降板ということ。スポンサーや視聴者からのクレームがすさまじく、各局とも降板のタイミングをうかがっていたところ『にじいろジーン』（フジテレビ系）が先陣を切ったので、一気に他局が追随した」とテレビ局関係者。 　休業状態となったベッキーについては「すぐには戻れないだろう。それどころか、このままレギュラー番組は代役を立てたり、消滅することも十分ある。ＣＭだけではなく、レギュラー番組もすべて失ったということ」と前出関係者。 　ベッキーは不倫騒動の前まで、周囲への気遣いも完璧だったため「タレントのかがみ」ともいわれ、清廉なイメージで人気を博した。抱えていたＣＭやレギュラー番組は、他のタレントや芸能事務所からすれば、誰もがやりたがるものだった。 　そこからベッキーがいなくなることで、空いたポジションは垂ぜんの的となった。“ポスト・ベッキー”のイスに座ろうと多くの芸能関係者が動いているのは本紙既報通り。だが、なぜか高視聴率の「イッテＱ」だけは“不人気物件”だという。 「イッテＱ」は昨年の年間平均視聴率が１９・２％（関東地区、ビデオリサーチ調べ）で、民放レギュラー番組でトップ。日曜の夜、家族そろって見られるため、タレントが老若男女に顔を売るには絶好の番組だ。だが、なぜ人気がないのか？ 　芸能プロ関係者は「海外ロケは過酷ですが、番組自体には何の問題もないです。スタジオ収録も和気あいあいと楽しくやっている。だけど今、業界では“イッテＱの呪い”なるものがささやかれているんです。立て続けに女性ＭＣが降板となってしまったわけですから…」と語る。 　２００７年２月にスタートした「イッテＱ」で当初、メーン司会の「ウッチャンナンチャン」内村光良（５１）のサポート役をしていたのは「オセロ」（解散）だった。だが、当時オセロの中島知子（４４）は、２０１１年５月に体調不良のため休養。その後、家賃滞納や所属事務所との契約解除などで大騒動となり、復帰することなく、姿を消した。 　中島の相方・松嶋尚美（４４）も第２子出産・育児のため、１３年６月から番組を休養し、復帰していない。 「オセロの２人の後に、内村のサポートをしていたのがベッキーです。何の因果か、中島に続いてベッキーも世間を巻き込む大騒動を起こしたのですから。そもそも中島、ベッキーともスキャンダルとは無縁の存在のように思われていたが、このような形となった。おかげで女性タレントが『イッテＱ』のＭＣをすると、スキャンダルが発覚するという妙なジンクスができてしまったのです」と前出関係者。 “イッテＱの呪い”に関する話はすでに業界を駆け巡っており、ゲンを担ぐ意味でも、関係者は二の足を踏んでいるというから、冗談ではないまじめな話だ。 「本来ならば『イッテＱ』のレギュラーとなれば大喜びなんですが、女性タレントやプロダクションサイドは妙に腰が引けており、敬遠気味なんですよ」と芸能プロ幹部。 　現時点で「イッテＱ」がベッキーの後任を立てるかどうかは未定だが、こんな背景があれば、意外に人選に苦労するかもしれない。

ベッキーが不倫騒動でレギュラー番組降板 イッテQは「呪い物件」？ - ライブドアニュース

ベッキーは不倫騒動で、テレビのレギュラー全10番組の出演を見合わせた。後任に就こうと芸能関係者が動くも、「イッテQ」だけは不人気物件だという。オセロに始まりベッキーと、女性MCが降板する「呪い」が囁かれているそう