>>205 ソースその3
※アダルトチルドレンの特徴
アダルトチルドレンの主な特徴は、自尊心の低さです。人が「自分は価値のある人間だ」と感じるようになるためには、「ありのままの自分を受け入れてくれる人がいて、自分は愛されている」と実感することが大切です。しかし、親が何かしらの依存症であったり、虐待をしたりするような場合、子どもは「いい子にしていないと愛されない」「親が望んでいるようにしないといけない」と、条件付きの愛情しか受けられない、または愛情をほとんど受けられないで大人になってしまいます。
そうすると、子どもは自尊心が育たず、大人になっても「周囲が期待しているように振舞わないといけない」「NOと言えない」「相手にしがみついて依存してしまう」といったことが起こりやすくなります。その結果、自分の考えや意見を知らず知らずのうちに押さえ込んでしまい、ストレスを抱えて精神疾患にかかるリスクも高くなるといわれています。
アダルトチルドレンの影響を受けるのは、思春期以降といわれており、もっと顕著にあらわれるのは、20代半ばにさしかかってからと考えられています。社会に出て、「自分が思うように生きたい」という気持ちと、自尊心の低さからくる感情との間に差異が生まれ、アダルトチルドレンの影響を大きく受けるようになります。