日曜日の朝に激しく視聴率争いをしているフジテレビ「ワイドナショー」のダウンタウン、松本人志(52)とTBS「サンデー・ジャポン」の爆笑問題、太田光(50)。最近では先発組のサンジャポに、後発のワイドナショーが肉薄。ともに辛辣なコメントのタイプだが、どうやら松本が優勢のようだ。
日曜午前10時の視聴率戦争。7日放送の「ワイドナショー」は平均10・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と2週連続でふたケタ台をマーク。一方の「サンデー・ジャポン」は10・4%とその差わずか0・1ポイント。同時間帯で圧倒的な強さを見せたサンジャポもついに肉薄された。
ワイドナショーの好調の理由は、松本の発言の注目度の高さだ。7日は覚醒剤事件で逮捕された元プロ野球選手、清原和博容疑者(48)に「テレビをなめとんのか」と辛辣な言葉をぶつけたため、スポーツ紙やワイドショーでも取り上げられた。
「SMAPの解散騒動で中居正広から相談を受けたことを明かしたことでも注目された」と放送関係者が話すように、松本の発言は常に注目の対象だ。
昨年のネットニュース登場ランキング(ニホンモニター調べ)でも、松本は9位にランクイン。「極論もあるが、話題をふくらませるために問題提起が含まれているので、“論”として取り上げられている」とも。
一方、かつては発言がよく取り沙汰された太田だが、「最近は注目度が少なくなっている」(情報サイト編集者)といい、前記のランキングでも10位までに入っていない。「発言がオチ扱いなので、単なる茶化したものが多く、話題になりにくい」(同)という。
どちらのしゃべりが数字を取れるのか。

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